鶫的台湾鉄路迷之旅 2010GW

2010年4月29日〜5月3日

昨年に続いて今年のGWも台湾に行って来ました。

日程に付いては、(1)EMU100使用の列車が日曜運転のため日曜日に滞在する。(2)平日に貨物中心に撮影したい。(3)1日は労働節で祝日。といった条件+GW後半は地元での撮影もしたい、ということも加味してGW始まって初日から移動としました。

今回は楽天トラベルの楽パック(航空券とホテルの同時手配)を利用。ホテルを自由に選べるのが便利です。台北市内のホテル利用であれば送迎サービスあり。今回利用した航空便(エバー航空BR2197/BR2198)の時間帯ですと余計な免税店などへの寄り道もないので助かります。「安く楽に」と考えると送迎サービスが便利なんですよね。

で、今年選んだホテルは懐寧旅店。安い上に台北の駅至近という立地。ここ以外の選択は考えられませんという感じのホテルです。口コミ見ると不満も聞こえてきますが、基本寝るだけですし、普段国内でも安ビジネスに泊まりなれているので多少のことは気になりませんから。

事前準備としては、今回も確実に乗りたい列車(1日目と3日目の往復)に付いては指定を確保しておきました。

出発当日(4/29)

いつも通りにあさま〜成田エクスプレスの乗り継ぎで成田空港へ。成田エクスプレスについては今回取った往復とも253系使用の列車でした。

お昼頃空港着。早速チェックイン手続きをします。

「本日は満席となっていますので、お座席は真ん中になってしまいます」

使用機材はB777-300ERですが、E席の指定。エコノミー3+3+3シートのホントに真ん中でした。まあ、台湾まででしたら大した時間ではないので我慢できる範囲ですね。

現地、桃園国際空港にはほぼ定時着。楽天の看板を持った人の元に。楽天であればそれなりの人数いるかな?と思ったら、私の他にはカップルが一組のみ。ワゴン車での送迎でした。

ホテルには7時ごろ到着。荷解きをしたら早速台北站へ。まずは日本で確保しておいた指定席の発券です。昨年はプリントアウトした「取票単」を提示するだけでOKでしたが、今回はパスポートの提示を求められました。人によって対応がまちまちなのでしょうかね?

続いて向かうのは台鐵本舗。とりあえず時刻表と雑誌「鐵道情報」を入手しておこうと。が、模型を眺めていたら一部商品が値引き販売になっており、「買おうかな?どうしようかな?」と思っていたEMU100の増結車も値引きで売っていました。思わずふらふら〜っと、「これ頂戴」(笑)

もうひとつ購入したかったのは、台鉄で新たに使用が開始され使用区間が拡大した非接触型ICカード式乗車カード「台湾通カード」だったのですが、前回も使用した「悠遊カード」のような自動販売機・チャージ機があるのかと思っていたら見当たりませんでした。どこで売っているのかもイマイチ判らなかったので(きっぷ売り場で聞けばいいのでしょうが)、悠遊カードにチャージすることに。2日目・3日目に台湾通カードのみ有効な区間も利用し、また今回はMRTを利用しなかったので台湾通カードのほうが良かったのかと思いますが、コンビにでは悠遊カードしか使えなかったみたいだし、どちらが良かったのでしょうね。

その後、台北站2Fで食事をし、一旦ホテルに戻り一休みします。

そして改めてお出かけ用の荷造りをし、10時過ぎにホテルを出発。飲み物や食べ物類をコンビニで購入後、再び台北站へ。今回は早速夜行列車キョ光号63次のお世話になります。  

1日目(4/30)

この日は花蓮周辺での撮影が主になります。午前中は北廻線の貨物列車狙い。午後は台東線の列車を狙う予定です。

キョ光63次はほぼ定刻に花蓮站に到着。午前3時前。当然辺りは真っ暗です。始発列車は5時半頃ですので、待合室が使えなかった場合どのように時間を潰すか心配だったのですが、構内の売店(セブンイレブン)も営業中で、その心配は杞憂に終わりました。待合室には数人の客の姿がありました。

日本で見た天気予報ではこの日は一日雨。とりあえず、駅に着いたときには止んでいましたが、非常に湿度が高く、いつ降り出しても不思議無い感じです。

明るくなってから改めて観察するとしても、時間はたっぷりあるのでとりあえず駅前の保存車両に挨拶に行ってみることに・・・・・。あれっ?居ないんです!見たかった車両達が。

ここ、花蓮站前には台東線(花蓮〜台東間)が軽便鉄道であった時代の車両たちが保存されています。日本製のガソリンカーや軽便鉄道では非常に珍しい寝台車など。これらを見るのを楽しみにしていたのですが、旅客車系の保存車は姿がありません。線路と看板が残るのみ。特にそれに関する告知のようなものもありません。ここに保存されていたSLの動態復元が進められており、その被牽引車として客車たちも補修が進められているらしいのですが、詳細は不明です。

4時半頃になると構内から車両の動きが感じられるようになります。そして空が白み始め・・・・雨も本降りに・・・。

5時半近くになり窓口が開き券売機が使用できるようになりました。この日の帰りは、当初は太魯閣(タロコ)号に乗りたいと思っていたのですが、予約を試みるも購入できませんでした。で、仕方が無く後続の自強号を確保していたのですが、試しに券売機を叩いてみると簡単に購入できてしまいました。国内で買えなかったのは何だったのでしょう?

午前中の撮影地は花蓮から2駅戻った景美站付近を考えていました。景美は無人駅ですので「去回票」(=往復切符)を購入。台鉄では短距離でも往復割引があるのですね。片道17元、往復で32元でした。

私の乗る北廻線区間車2734次は6:18発です。その前、5:50発の台東線普快列車557次(DR2700使用)がありますので、先ずはそれの撮影です。発車ホームは残念ながら一番端っこ。面撮りしか出来ません。登場時の姿を再現した車両も中間に入ってしまっています。まあ、仕方ないですね。ここはスチルより駅出発の動画が主になったかな?

構内を見渡すと、貨物列車も機関車こそ居ませんが、編成がいくつか。557次やその後に出発する?キョ光号67次などを撮影していると、いつの間にか機関車が来て入換作業が始まりました。更に別の機関車も来て、構内に留置されていた貨車に連結。こちらは台東線の貨物列車803次と思われます。

そろそろ自分の乗る列車の出発時間が迫ってきたので、乗り込みます。すると、背後でエンジン音が・・・・803次が出発していきます。こんなことならギリギリまで外に居れば・・・。

約10分で景美に到着。557次を撮影した頃は本降りだった雨もとりあえずは止んでいます。でも、いつ降り出すか分からないし・・・。と思っていると、北行の貨物(942次?)が区間車を追い掛けるようにやってきました。この駅は島式ホームですので、まともな写真にはなりませんが、とにかく撮影。

最悪ホームで撮影も考えていたのですが、南行はいいのですが、北行はちょっと厳しい・・・というわけで、腹をくくって当初予定していた陸橋を目指します。

道のりは1km弱でしょうか?最初は線路内を歩いていたのですが(現地鉄路迷の上下線間(上下線が離れている)で撮影している画像は多数見かける場所)、いつの間にか線路両側にフェンスが設置されていて、「これは余り好ましい状況ではないな」と、線路外への脱出を試みようと思い、乗り越えられそうなところを探すもなかなか見当たらず、そうこうする内に南行の電機頭貨列(923次?)がやってきて、線路脇の草むらのようなところから辛うじて撮影。その後、なんとかフェンスを乗り越え並行する道路へ。で、無事目的地に到着。

このポイントも現地ファンの撮影した画像を良く見る場所です。

南行列車は三棧渓橋を渡るシーンを歩道から、北行は駅を遠くに望み、緩くカーブしてくるところを車道から撮影が可能です。近くに踏切が無いのが残念ですが、両方向とも遠くまで見渡せるので、気を付けていれば列車を撮り逃す心配は無さそうです。到着して早速に北行のセメント貨物(952次?空車、逆引)がやってきました。

続けてやってくるのは普快552次、日本製藍色客車4両編成R100牽引の列車です。この列車は1時間半ほど後に折り返してきます。その時は方転が出来ないのでいわゆる逆引でやってきます。また、8時半頃には拘りの行李列車4003次がやってきます。

時刻表をみると、旅客列車については大した本数のない区間なのですが、その分貨物列車が多数走っています。今回、景美6:28着〜11:25発の滞在中に見た貨物列車(含む単機)を列記してみると、北行DLx2石斗車〜南行EL石斗車〜北行DL水泥斗車〜南行DL水泥斗車〜北行EL単〜南行DLx2石斗車〜南行DL単〜北行DL水泥斗車〜北行DLx2石斗車〜北行DL+守車〜北行DLx2石斗車〜南行DL水泥斗車〜南行DLx2+EL+守車〜南行DLx2石斗車〜北行EL+守車〜南行EL〜南行DLx2石斗車 の17本となりました。花蓮港と北廻線内の駅を結ぶ貨物が多いので、機関車は同じものが何度もやってくることになります。一応、〜9時台くらいまでの基本ダイヤ的な資料を入手して持って行ったのですが、あまりその通りに来ることはなかったですね。まあ、この場所は見通しがよくまた貨物列車は足が遅いので、遠くに姿を確認してから準備しても十分に余裕がありました。また、近くにある信号機である程度の列車の接近の予想が出来るので(消灯している間は来ない)、それを見て来そうであれば注意するという感じで待つことになりました。

まあ、陸橋の歩道でそんな風に挙動不審しているとお巡りさんに声掛けられたりもしますが(笑)

撮影している間、たまに雨がぱらついたりもしましたが、傘を使うまでにならずに済み助かりました。

余談ですが、花蓮には台湾軍の空港があり、盛んに訓練飛行が行われていました。で、飛んでいるのは何かな〜と眺めていると・・・デルタ翼!!!! ミラージュ2000の飛行シーンを見られるとは、ヨーロッパ系デルタ翼機マニアとしては予想外の収穫でした。

貨物列車のうち北行石斗車編成の1本は通常南行列車が走る東正線を走り、西正線を自強号が貨物列車を追い越していくというシーンも見ることが出来ました。EL牽引列車が少なかったのがちょっと残念だったかな。また、事前調査不足・・・というのとはちょっと違いますが、環島観光列車の形態が変わっていたということを知らなかったので、やってきた編成を見て・・・アレ?短いぞ??ということになったのも残念だったですね。以前は〜花蓮まではキョ光80次を併結した長い編成だったんですよね。

そろそろ列車の時間が迫り駅に移動を開始した時に、単機や守車連結のELが走るのを見て、「もう少し粘ればよかったか・・・」とか思っても後の祭り。駅で待っている間にも南行列車が一本通過していきました。

花蓮に戻ると先ほどの貨物が停車中。台東線への直通貨物でした。駅構内で暫くウロウロしたいところですが、とりあえず普通の乗車券しかもっていないので一旦駅の外に。当初の計画では駅構内で少々、駅前保存車両観察に少々の時間を割くつもりだったのですが・・・先に書いたとおり、保存車の半数がいない状態。一通り残っている車両達を観察し終えた頃には、もう面倒だから午後の撮影ポイントに行っちゃおうって気になっていました。

駅構内のセブンイレブンで弁当などを購入、撮影地を目指します。この頃には天気は急速に回復し、日差しが強くなってきていました。暑い暑い・・・。

ゆっくり歩いて20分弱位でしょうか?一応の目的地に到着。撮影地に付いては大よその当たりを付けてはいたのですが、実際にその場に行かないとわからないことも多いので、考えていたアングルを確認。その場所はちょうど道路がオーバークロスしている場所で、うまくすれ道路から俯瞰できるかな?とも思っていたのですが、ネットが貼られていてちょっと無理。また、南行(台東方面行)はもうちょっと進んだ場所を考えていたのですが、陸橋下からのアングルも信号機などが入ってしまいますが、バックに陸橋が入るより良いし、何より日陰で待機していて撮れるのは助かるとのことでここに決定。人通りがちょっと多い場所でしたが、隅っこの方に陣取って弁当を広げることに。

当初はキョ光42次辺りからの撮影を考えていたのですが、一本早い40次から撮影を始めることに。このポイントは近くに(音の聞こえる範囲に)踏切がなく、見通しも利かないので列車の時間が近付いてきたらカメラを用意して待つことに。ところが、時間外に列車が来ると・・・。出発前に入手した資料では基本的には29次の続行運転となっている貨物列車が1時間以上早い42次通過前にやってきて、こうなると対応できずに後打ちするのがやっと・・・。折角楽しみにしていた貨物列車なのに。

で、29次が来る直前にDR2700の回送列車が・・・。やっぱり慌てて後打ちのみ。その後、自強号が固まって走ってくる時間帯の間にそのDR2700の回送列車の折り返しがやってきて、やっぱり慌ててベストポジションでは撮影できず。折角おいしい列車が走ってきてくれたのに。

なんだかんだで、このポイントには午前中のポイントよりも長いほぼ6時間の滞在。撮影できる列車本数は半分以下。というわけで、時間を持て余すことになるわけですが。まあ、こういった場所でただポ〜っとしているのも幸せで贅沢な時間かもしれませんね。

さて、このポイントを選んだ理由ですが、花蓮の駅から近いというのもひとつの理由ですが、夕方の普快199次(旧型客車(=藍色客車)7連という長い編成)を撮影したかったというのがあります。この時期ですと時間的には日没後の列車なので、少しでも早い時間に撮影したかったというのがあります。なので、天気が良くなかった場合は花蓮の駅撮りも選択肢の一つと考えていましたが、幸い午後はいい天気になったので、駅に戻る必要もなく期待通りに走行写真を撮影できました。でも、この時期だと露出が厳しいですね。訪問が後半月遅ければ日没前に撮影できそうでした。

199次撮影後、ブラブラと駅に戻り、構内の売店でお土産物の物色や夕飯の調達などをして1096次太魯閣号に乗り込みます。振り子式電車TEMU1000系に乗車するのは初めてです。室内の作りなどはいかにも最近の電車って感じでした。乗り心地は・・・どうだったんでしょう?普段からそういうのには無頓着な方なので(^-^;

ところでこの太魯閣号、無座不発売(台湾の名称付列車は全席指定が原則。なので満席の場合は”無座”という立席の切符が発売される。ただし、近郊区間用自販機では列車指定のない無座きっぷが買える)となっているのですが、実際に乗ってみると立ち客多数。台北近郊区間などではどうしようもないでしょうが、末端区間でもこれじゃあねえ。

というわけで、覚悟していた時間より30分以上早くホテルに戻ることが出来ました。もちろん、お約束の「台湾ビール」と「蛮牛」を買って(^-^)

2日目(5/1)

思った以上に疲れがあったのでしょうか?なかなか起きられず、宿を出たのは7時頃になってしまいました。まあ、出掛けにテレビでやっていた某アニメ(中国語吹き替え版)をついつい見てしまったからというのもあったりしますが(^-^;

実はこの日の予定、当日まで白紙とまでは行かないまでもどこに行って何をするか決まっていませんでした。毎回やっているように台北近郊をウロウロしながらいつもの列車を撮るということになるのかな?とか、AM中は侯”石同”辺りに行ってみようか?とか、平渓線訪問も良いな?とか・・・。

早起きできなかったので、とりあえずはこの日運転のある郵輪式列車を桃園で撮影することとし、台北から南行区間車に乗り込みます。とりあえず乗り込んだのは樹林行ですので、樹林でちょっとだけ撮影を。構内に面白い物停まっていないかな?とか思っていたのですが、バラストを積込んだ石”石査”車が停まっている程度でした。

桃園に移動。構内に貨車がまったく居ません。いつもなら何かしらの貨車が停まっているのですが。穀物ホッパー車(”竹冠に逢”斗車)の扱いが休止になったようなので、取扱貨物が減っているのでしょうね。

約10分ほど待つと目的の郵輪式列車がやってきました。昨年見たときとは違う塗装になっています。そして、その後ろから数分後に来るキョ光号を待ちます。ふっと台北方を見るとEL牽引の列車が近付いてきています。後ろにはキョ光号用の客車。「この時間帯にキョ光号はないはず?」とよ〜く見ると窓の大きさが普通のキョ光号用客車とは違います。「!!!」いわゆる商務専列といわれる日本で言うところのグリーン車に相当する客車を使用した列車です。団体列車のようです。・・・・折角、こんなおいしい列車が走ってきても、自分の立っているホームを通過するのではどうしようもありません。入れ替わるようにキョ光号が到着。すると再び台北方向から列車が接近。今度もEL牽引のキョ光号用客車編成です。これも先ほどの列車同様に団体列車のようです。走り去るこの列車とキョ光号の並びを撮ろうとカメラを構えようとすると、走り去る団体列車の最後尾には客廳車(展望車)が!!  

「なんてこったい!」。郵輪式列車なんて撮っている場合じゃなかったという感じ。なんか、大物2本を目の前で逃してしまったみたいでテンションが急激に下がってしまいました。

いろいろ考えるのも面倒になったので、前回の3日目と同じ湖口付近に行ってみようかな?と思い立ち、区間車に乗り込みます。途中、中”土歴”で悠遊カードで下車した上で乗車券を購入します。台湾通カードを入手していればこんな手間は要らないのですが。

湖口に到着したのは9:40頃。林口線に向かう煤列は10時過ぎの通過だったと思うので、前回のポイントまで移動すると行かれてしまう可能性があります。そして何より下がったテンション。そんな長い距離を歩く気になれません。というわけで、駅ホームでお手軽撮影です。

ホームでぼ〜っと待っていると、いつの間にか煤列が接近してきていました。ちょっと慌てて撮影。まあ、トリミングして誤魔化しましょう(苦笑)。で、次のターゲットは602次。これはEL牽引の散装貨物列車です。1日目に撮影した貨物列車は言ってみれば専用貨物であったのに対し、602次は各駅で解結を繰り返しながら走る昔ながらの車扱い貨物列車に相当します。なので、編成も日替わりでどんなものが連なってくるかお楽しみ、という列車です。前回の撮影時には11時過ぎ位の通過でした。現地鉄の見たまま情報によると、最近はもう少し遅い時間に通過することが多いようでした。

1時間近くぼ〜っとしているのかな〜?なんて考えて待っていると、いきなり南行の煤列(空車列車)が。見たまま情報にはこの時間の列車があったのですが、前回の自身の撮影時には見られなかったので予想外の通過でした。分かっていたら逆光にはなりますが、反対側のホームに行って撮影しているところだったのですが。

10:48頃、南行の区間車が出発して行き、何となく見送っているとすれ違いにELの姿が!ちょっと早めの登場です。というわけで、適当な立ち位置でないところで慌てて撮影することに。テンション低い時は何やってもだめですね〜。

前回撮影した時はEL+回送EL+敞車(無蓋車)3両+守車というかわいい編成でしたが、今回はEL+篷車2両+敞車2両+篷車+敞車7両+篷車2両+敞車3両+罐車+敞車+守車という長い編成でやってきてくれました。この編成を見て「スイッチオン!」。期待以上の編成に完全に”追っかけモード”です。元々、この日の行動プランの一つに602次追っかけというのもありまして、それはもっと南から追いかけ始めようと思っていたのですが、途中からではありますがそのプランの実行と相成りました。

とはいえ、列車での追っ掛けですし、相手の運転時刻も分かりません。どの駅で止まり解結があるのか?何もなければスルーしてどんどん行ってしまう可能性だってあります。と言っても、途中の鶯歌ではほぼ間違いなく連結があるのは構内に止まっている貨車を見れば分かります(朝チェック済)。でも、心配なのは追い掛ける区間車は20分後の出発。どこまで先行されてしまうか分かりません。

とにかく、貨物扱いのありそうな駅では構内に止まっていないかしっかりと見ながらとなります。20分位なら富岡辺りに止まっていないかな?と期待したのですが、解結作業があった形跡無し。中”土歴”に貨車発見。篷車2両が解放されていました。でも、列車の姿はなし。桃園、!!居ました。敞車3両の解放を終え、出発待ちしている様子。自身の乗ってきた区間車を追って出発する可能性が高いので、慌てて隣のホームへ行き何とか撮影成功。機関車側から編成を撮影後、貨車の形式写真を撮り始めたら出発していきました。すぐに後続の区間車で追っ掛け、鶯歌には予想通りに入換作業待ちの列車が。列車停車中に慌てて降りて一枚パチリ。すぐさま乗り込み先行します。

次の下車駅はいつもの(笑)樹林站です。前回、前々回とも12時半頃の通過を目撃しています。でも、鶯歌での入換作業がこれから始まることを考えると、今回はもう少し遅いかな?なんて思ってゆっくり構えていると、今回も同じくらいに来ちゃいました。ちょっと慌てて自分のスチル画像の中に自身のビデオカメラが写りこむ失態。まあ、ちょっとトリミングしてしまえば良いだけの事ですが。鶯歌からは6両の水泥斗車が連結されてきました。

前日、貨物列車はいっぱい撮影していますが、同一形態の貨車のみの編成、ほとんどがDL牽引であったということもあり、EL牽引の貨物&雑多な貨車の編成に飢えていたところがあったので、その飢えを満たすことが出来ました。この後、更に追っ掛けを続けることも可能だったのですが、大好きな4003次を今度こそ樹林で撮影したいと思い、このまま留まる事にします。1時間弱待つと来るはずです。ちょうどキョ光号がまとまって走ってくる時間帯でもありますので好都合。

で、来る列車拒まず撮影しつつ待ちます。時間通りに来ないのはいつものこと。と、思っていたのですが、結局復興号まで待ってもやってきませんでした。まさか、ここでウヤに当たるとは。昨年のダイヤ改正以降、土日も運転あるのは現地鉄の見たままや画像で確認出来ていたのですが・・・・。労働節という祝日であったとこも影響したのでしょうか?ここで思いついて花蓮方面に行っているはずの暴風仮面氏にメール。するとやっぱり「見なかった」との返事。やっぱり縁が薄いんだなあ〜と再認識する瞬間でした〜。やっぱり平日だよな〜。663次も狙ってみたいし。明日は4003次・4004次両方狙う予定だったんだけど、この分だと明日も運転なさそうだな〜。

4003次に振られたことが分かったところで、次は前回同様に桃園に移動し林口線煤列を撮影することとします。前回と同じ時間帯の区間車で移動すると、予想通りに中線に停車中でした。前回は光線を考え北行列車のホーム(第1月台)に移動してしまい、林口線から来る空車列車が撮影できなかったので、今回は南行列車のホーム(第2月台)に留まり撮影します。もう一つ理由があったのですが、それに付いてはタイミングが難しくスチルに収めることには失敗してしまいましたが、ムービーには後述のシーンも含め収めることが出来ました。

暫くすると、空車列車が駅に進入してきました。機関車デッキにはタブレットを持った係員が。減速して進入してくる列車から係員が飛び降り、ホームで待機していた別の係員にタブレットを手渡します。列車はそのまま駅を通過していきました。タブレットを受け取った係員は中線に止まっていた列車の機関車に乗り込み、出発していきました。

気を良くして、これまた前回と同じように自強号に乗って七堵へ。前回は一駅戻った百福に行きましたが、今回は瑞芳へ。コンテナ列車に期待しての行動です。七堵から区間車に乗り八堵へ。ここでここ始発の平渓線列車に乗り換え瑞芳へ。駅に着くと隣のホームにEL先頭の貨物列車(724次?)が。この時間に行って見られると思っていなかったので儲けモノ。・・・・と思いながら駅外れのポイントで暗くなるまで頑張ったのですが、この日は貨物がありませんでした。やっぱり祝日とか土日って駄目ですね。

この日、暴風仮面氏から夜市に行きませんか?とのお誘いを貰っていたのですが、台北着が遅くなりそうだったので残念ながらお断り。台北站2Fで牛肉麺食べて、いつものメニューをコンビニで調達してホテルへと帰るのでした。

3日目(5/2)

今日は日曜日。って、前回も同じ書き出しをしてますね(笑)

前回訪問時は定期運用があった台鉄最古参電車であるEMU100ですが、直後の6月のダイヤ改正で日曜運転の1往復のみとなってしまい、これも現在進行形で進められているEMU300の自動門化工事が済むまでの暫定的な運用らしいと言われています(詳細は不明。動態保存的な運転との話もあります)。

ということで、前回は撮影のみでしたが、今回は片道は乗車することにしました。この列車についても日本で確保しておきました。指定された席は運良くモータ車である2号車です。これで自席で吊り掛けサウンドを堪能することが出来ます。この列車については直前までどちらに乗ってどちらを撮影しようか?迷っていました。朝方に七堵→彰化・夕方に田中→七堵の運転となっていて、夕方の列車の方が運転区間が長く且つ無停車で長距離走り抜ける区間があるので乗る分には面白そうです。が、撮影効率を考えるとイマイチ。迷った末、一旦は夕方の列車に乗るつもりでプランを練ったのですが、今回は(も?)撮影重視としたかったので、朝の列車に乗ることにしました。

七堵発は8時です。台北7時頃の列車で向かえば十分だったのですが、七堵付近で貨物列車の撮影でも出来ればと思い6時頃の列車に乗り込みました。乗ったのは偶然にも沿線の高速道路工事に伴う旅客対策の増発臨時列車でした。まあ、定期列車と何の違いもありませんが。とりあえず七堵の手前、百福で下車します。五堵貨物駅に向かう貨物列車に期待してのことです。

乗った列車の直後を走るキョ光号(西部幹線の夜行)があったので、もっと手前の汐科辺りで撮影しても良いかな?戸の考えもあったのですが、面倒になったのでパス。ところが、このキョ光号の牽引機はHMシール付。強引に撮影しはしましたが、分かっていたらもっとちゃんと狙ったのに・・・。で、百福のホームで待つこと暫し、何もやってきませんでしたとさ(笑)

何も来そうになかったので、当初の予定より少し早く七堵に移動。一旦駅を出て、駅周辺でコンビニ探して放浪。朝食や飲み物を調達しておきます。

再び構内に入り、まずはホームから撮影できるキョ光号色の客廳車(2日目に見た展望車ではなく、クロ151に近いもの)や商務車、餐車などを撮影し、その後EMU100の入線シーンを捉えるべく隣のホームに移動。既に現地鉄路迷が一人。

入線は移動した直後でした。入線時刻7:30頃、予想していたより相当早い入線です。おかげでゆっくりと外観や客室内の撮影をすることが出来ました。七堵始発となっているのは調車場(車両基地)がここにあるからで、この駅からの利用者はほんの僅かです。この日の編成は南側が復元塗装編成、北側が現行色編成という希望通りの編成でした。

色々撮影していると時間の経つのも早く、気が付くと出発時刻に。乗客の少ないこの時間&始発時のアナウンスに期待しつつビデオを回してみることに。が、ごく簡単なアナウンス(出発します程度の内容だったような感じ)でちょっと拍子抜け。日本の特急列車のように、どこ行きでどの駅に止まり、到着時刻はどうだといったアナウンスはありませんでした。

出発時点ではガラガラだった車内も、松山辺りから大勢乗り込んできて、台北・板橋と来た辺りでほぼ満席に。指定された席は通路側でしたが、人が来ないうちは窓側に座っていました。が、その席の客が板橋から乗り込んできたので通路側に。車窓風景も楽しみたかったのですがちょっと残念。といっても、やっぱり周りの様子は気になりますのでついついキョロキョロしてしまったり。途中、新竹駅構内に3軸タンク車を見つけて興奮。帰国後調べたら台湾唯一の3軸貨車で2両のみの貴重な車両とのこと。豊原では構内に軍用車両を積載した平車が多数。機関車の姿もあったので、軍列の運転あるかも?と期待してみたり。隣の客はこの駅で下車したので、窓側の席に移動してホーム近くに止まっている貨車の写真を撮り、車票を拡大して読んでみると「4月30日発 着駅 豊原」という内容だったので運転は無さそうな雰囲気(日曜日だし・・・)。

ほぼ定刻に彰化着。ホームに降り立つと・・・・暑い・・・やっぱり南に来たのだなあ〜と再認識。ホームに止まっている時間が十分にあるのならば隣のホームに行く事も考えたのですが、直ぐに動きそうだったので、降りたホームで面撮りで終了。

で、鉄道ファンであるならば、彰化に来たからには寄らなければならないところがあります。それは彰化機務段です。台湾には転車台はDLの方転に使用するために多数現役で残っているのですが、扇形庫が現役で残っているのはここ彰化のみです。ここは保存蒸機の基地となっており、各地で運転されるCK124も普段はここに居ます。そして扇形庫、現役車両の研修庫としても使用されています。機務段自体は電車なども扱っており広い敷地なのですが、その片隅の機関区に相当するエリアのさらに片隅の転車台周辺が一般に公開されています。

駅から徒歩数分。機務段入口で名簿に記帳、身分証明書を預けて機務段の中へ。ちょうど親子連れも遊びに来ていました。地元の人も遊びに来るスポットになっているようです。

扇形庫の裏を回って、いよいよ機務段の中へ。最初に出迎えてくれたのは庫の横、露天部分に留置されていたR51とR32。それぞれを撮影して扇形庫前に移動・・・する前に、その横の立入禁止エリアに止まっている「機務槍修車」(救援車の類)が気になったりして。

扇形庫は12線。正面向かって右から1番から12番の番号が振られています。その左に13〜15番。先のR51とR32の留置場所はそれぞれ14・15番になります。この日は8番にDT668(D51タイプ)、10番にCT273(C57タイプ〜最近静態保存先から帰還、入口に「歓迎CT273蒸汽機車回娘家」の横断幕)、11番にCK124、12番にCK101が入っていました。そして3・4・6番に研修中のR20(50)の姿が。とりあえず端から写真を撮り始めます。すると、庫に入っていた内の1両、R52が動き始めました。「転車台が動くところを見られる!」と、喜んで慌ててビデオを用意したりしたものの、一時停車すらすることなく転車台上を走り抜けていきました(笑)

ここでの見学時間は1時間程度の予定です。それにしてもSL以外の展示車がまったく居ません。通常ですと、台鉄初の電機E100とか支線・入換用DLであるS200・S300等が並んでいるようなのですが・・・。う〜〜ん、楽しみにしていたのに〜。というわけで、転車台の周りをグルグル回ったり展望台から周囲を眺めたり、それでも45分ほどで飽きてしまいました。

予定より早いですが、駅に戻ることとします。途中、上に書いた通常は展示されているE101やS210を塀越しに撮影(見学エリアの本線側留置車両の更に本線側に留置されていた)。きちんと観察したかったなあ。

まんまりにも暑いので、駅構内で冷たい飲み物を購入し一休み。一息つけたところで”餌”を購入の上、構内に。ホームから観察しやすいところにEMU100の編成が留置されています。端から端まで歩いて編成写真や形式写真を撮影。なんて事していたら、「これに乗れる」と思っていた区間車に乗り遅れ。まあ、当初の計画に戻っただけですが。

午後は永靖站付近での撮影を考えていました。これは、先ほど乗車したEMU100使用の返しとなる自強1120次が田中始発となる関係で、彰化→田中の回送列車があるためです。つまり、片道乗っても往復撮影できるということになります。というわけで、撮影は彰化〜田中間となります。で、ポイントとしては「上下列車とも撮影可能で且つ南行きが順光となるところ」ということで現地鉄のブログなどで探した結果、永靖站北のポイントが良さそうとの結論になりました。もう一つの条件として、天気が悪かった場合は駅ホームからの撮影も可能なことというのもありまして、大村站も候補に挙がったのですが、ローカルな有人駅では長時間ホームに留まり辛いと思い無人駅である永靖站となりました。

彰化から20分弱で永靖に到着。当初は駅北約500mほど行ったカーブ付近を考えていたのですが、とにかく暑かったので日陰の無いところでの長時間の滞在は命に係わる(冗談抜きで)と思い、天気は良かったのですが駅ホームでの撮影に方針変更です。

実際に行ってみると思っていたような撮影が出来なかった。ということは良くあることですが、この駅も思っていたほど撮りやすくはなかったですね。南行はホーム先端付近で撮影しようとするとホームの縁ギリギリに立たなければならず、北行は信号機などを完全にかわすのが難しい状況でした。といっても、細かいところに贅沢を言わなければ柱などが列車に掛かることなく編成を収められるのですから十分でしょう。

ここでの撮影は直ぐ後ろを追っ掛けてくるEMU300使用の自強1015次からです。その後、EMU1200使用の自強1020次や上下のキョ光号、合間にやってくる区間車などを撮影します。区間車については、集集線直通のDC列車もありバラエティが楽しめます。ここでの撮影を楽しみにしていた4004次は予想通りでしたが、昨日に続いて運休のようです。ちょっと残念。

EMU300の折り返し、自強1024次とその続行のPP自強1022次(カメラの撮影時刻で14:56)を撮影したところで南行列車の撮影体制に入ります。日本のある掲示板にEMU100使用の自強号の回送時刻が出ていたのですが、それによると彰化15:12発とのこと。ここまで約15分ほど掛かるので25〜30分頃の通過と予想されます。移動した直後に到着した区間車でアングルの確認(撮影時刻15:00)。こんなもんかな〜?なんて考えていたら、遠くからパタパタという音が近付いてきました。「ん?」という感じで音のする方向を見ると、オレンジ色の車体がこちらに向かって走ってきているではありませんか!!この区間には午後運転される613次という貨物列車があるのですが、彰化の構内には何も居なかったので今日の運転は諦めていました。「613次あったんだ!」と思いつつ慌ててビデオをセットしてカメラを構えます。「おおっ!!」ファインダー越しに編成を見ると、同じような形をした貨車がズラ〜〜〜っと連なっています。「軍列だぁ!!!」撮りたいけど、いつどこで走るのか分からない列車だったので、まさかこんなところで撮影できようとは思っていませんでした。先のEMU100車中からの目撃の時の記述の通り、日曜日にこの手の列車が走るとは思わなかったというのもありますし。帰国後確認したところ8035次という列車だったようです。この日はトラックなど輸送車両系の積荷ばかりで、編成はR38+篷車+平車19両+守車でした。(撮影時刻15:05)

予想外の事態(笑)の余韻に浸っていると、再び列車が接近してきました。って、EMU100じゃないですか!流石にちょっと慌ててしまいました(撮影時刻15:09)。こんなに立て続けに来るとは、1120A次に至っては聞いていた時刻よりも相当に早いし・・・。当初考えていた駅北ポイントであれば正面に日が回っていたと思うのですが、そこら辺は諦めるとしましょう。

1120A次が予定外に早い通過だったので、ちょうど時間的に被って撮影できないと思っていた北行キョ光号が撮影できたのは儲けモノというものでしょう。そして4時前には自強1120次が通過、現行色の顔先頭バージョンも無事撮影。4003・4004次が無かったのは残念でしたが、ここでの課題は一応満足できました。

日も傾き始め、これで帰っても良かったところなのですが、少し待っているとキョ光号や復興号が数本撮影できるので、もうひとガンバリしてみます。当初計画では4003次通過まで粘る予定でした。

駅南側で柵越しに何とか撮影できそうなところを見つけてそちらに移動。PP自強や区間車のあと、復興号がやってきました。遅延常習犯のような列車ですので、定時に来るか心配だったのですが。次はキョ光24次、行李車(荷物車)を併結した編成です。と思って待っていると、復興号の続行で何か列車が接近してきました。なんと、R20型の重連でした。予想外の獲物です。

24次を無事撮影後は、その続行の区間車で彰化に戻ります。構内で少し撮影をし、ホームの売店に弁当があるのを確認した上で一旦駅の外へ。待合室にあるコンビニ(セブンイレブン)でめぼしい物が無いか探してみるも、弁当は新国民弁当しか残っておらず(これも美味しいんですけどね)、アルコール類は無し。諦めて改札を通り、ホームの売店で駅弁(台鉄弁当)を購入しました。で、ふっと棚を見ると「台湾ビール」が。当然購入です。

今日の台北への戻りの足は、自強1038次辺りがいいと思っていたのですが、満席で購入できず。で、その13分後に出発する復興号があったので、思い切って復興号を利用してみることに。今まで復興号は利用したことが無く、海線も未乗車でしたので、ちょうど良い機会と思いました。自強号と比べて約1時間余計に掛かりますが。

先ほど撮影した復興号はほぼ定刻に走っていましたが、自分の乗る列車はというと、約20分遅れでの運転となっていました。まあ、この後はホテルに帰って寝るだけですから構わないのですが。

彰化から台北まで3時間半。客車に揺られて、弁当を頬張りビールを飲む。これも贅沢な時間ですね。今回の台湾行きの最後にこんな旅を出来たのもいい思い出となりました。

この日は、列車の中でビールを飲んでしまったので「蛮牛」のみ購入してホテルへと帰るのでした。

帰国日(5/6)

帰国便は8:50出発です。ということで、ホテル出発は5:30。ちょっと早いです。送迎の都合で一番の貧乏くじを引いたようで、ガイドさんと運転手もこのホテルで合流する手筈だったようです。

往路の送迎は専用車でしたが、復路は途中から別の団体さんのバスに便乗する形に。

空港では、会社に持っていくお土産を物色。安くて量の多いものを選びます(笑)。ついでにウチにもいくつか購入。全部あわせても、自身のお土産の1/10程度の額だなあ。

帰りも機材は同じです。今回はチェックインする時に席は「どこがいい?」と聞いてもらえたので「窓側」と希望すると、K席でした。K席?A・B・C・・・11列シート???後で調べて知りましたが、窓側席は必ずK席になっているのですね。で、数字も往路の時の47よりもだいぶ若い26。前の方なのは降りるの早くていいですよね。程度に思って乗ってみてちょっとびっくり。シートが違いますよ〜。横も前もゆったりしていますよ〜。エコノミークラスではなくエリートクラス(日本の会社で言うプレミアムエコノミー)でした。こっちに振り分けてもらえるとちょっとリッチな気分になれますね。

成田には若干早めに到着。手荷物の受け取りで手間取りましたが(別の便のところに行ってしまった・・・同じ時間帯に、エバー運行(ANAコードシェア)とANA運行(エバーコードシェア)の台北便があり、それを知らずにBRとTAIPEIの文字だけで判断してしまったというオチ)、それでも、当初予定していたものより1時間早い成田エクスプレスに乗ることが出来ました。

で、みどりの窓口で乗車変更手続きをし、切符を見ると・・・D席の指定・・・あれ?

と思ったら新型でした〜。グリーン車も4列シートになっちゃったのね・・・。

早い列車に乗れたと喜んでいるのもつかの間、時刻表を確認したら長野からの接続列車は次の列車に乗っても同じだったという・・・・。長野駅でぼ〜〜〜っとしてるのもばかばかしいので、運賃高くても長電を使うことに。偶然にも某氏の運転する電車に乗って帰ってきました。

 

前回も書きましたが、一回行くと別の課題が出来るようで、何度行ってもまた行きたくなります。大きく分けて、北部エリアの貨物列車、花東線、南廻線、屏東線などなど・・・今度復活する旧山線にも行ってみたいですね。それから虎尾も忘れてはいけません。2泊3日の強引旅行で行っちゃおうかな?とか考えてたり。

駄文・長文にお付き合いいただきましてありがとうございます。

<完>

 

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