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十和田観光電鉄 旧型電車貸切イベント

2004年8月18日、十和田観光電鉄において「旧型電車貸切イベント」が開催されました。

〜以下、同イベントサイトより抜粋〜

北東北、青森の県南部を走る十和田観光電鉄。長らく冷房化率0%、そして日本最後となった釣り掛け率100%の旧型電車の楽園でしたが、平成14年秋、東京急行電鉄から7700系・7200系を購入し、一気に冷房化率は100%、そして大手私鉄から地方私鉄への譲渡例としては初のVVVF車など、一気に近代化が進みました。
 一方、それまで走り続けてきた旧型電車は全車両引退する予定となっていましたが、十鉄電車の歴史を語る上での生き証人的役割を果たす貴重な車両であることから、特に貴重な存在であった2両の旧型電車が生き残りました。
 生き残った2両の旧型電車は、現在定期営業運転では一切使用されず、イベント用として使用されており、走る姿を見れる機会が少ないことから、この度、十鉄ファンが集まり、今回この2両を撮影にあわせた特別ダイヤで運転する貸切イベントを企画しました。
 開催日は3連休初日の9月18日(土)を予定しています。翌日19・20日には、十和田市の隣町である七戸町にて、南部縦貫鉄道のレールバス公開イベントが開催され、3連休で、十鉄の旧型電車と南縦のレールバス、両方を一度のご旅行でまわることができる貴重なチャンスになると思います。是非ぜひ多くの方に十鉄、レールバスの魅力を感じて頂き、そして思い出に残るご旅行として頂ければ幸いです。
 皆様のご参加、お待ちしております。

〜以上〜

何人かに声をかけ、皆にふられたので一度は諦めたのですが、その後ムラムラと込み上げてくるものを抑えられず(本来のローカル私鉄ファンの血が・・・;;;)、とうとう参加をしてしまいました。金曜日、会社を定時で上がれるかどうか、危険な賭けだったのですが(笑)

新幹線で東京へ、そして夜行バス「シリウス号」で八戸へ。そこから連絡バス(運良く乗っていたバスがそのまま連絡バスに)で十和田市へ。18日、午前8時前に受付場所である十和田市駅に到着しました。

以下、当日運転された全列車の様子です。

開始前

十和田市駅で受付を済ませ、イベント概要などの説明を受けた後、七百へ電車で移動したのですが、その電車に乗る前の数分を利用してちょっと早めにイベント列車編成を。本番ではお顔に光当たらないので。

72レ

七百にて。3603がホームに据え付けられ、貸切列車の運行が始まります。

一本目はロケハン兼ねて乗ってみました。今回のイベント、多くの参加者は車を用意していたので電車で移動をした人は少数派だったようです。更に、貸切列車に乗る物好きは・・・「えっ!乗るの?」と電車に乗務する社員に言われてしまいました(^-^) ちなみに乗客2名。

途中の撮影ポイントで、数分止まったり徐行したりしながら定期列車よりだいぶゆっくりと走りました。

83レ

定期で先行して大曲付近にて。残念ながら曇ってしまいました。

74レ

柳沢付近に移動して。以後、もっぱらココで撮っていました。

ちなみに、当初予定されていた3401の単行運行は同車の調子があまり良くないそうで、残念ながらキャンセルされてしまいました。(で、怒ってイベント参加をキャンセルした人も数名いたとか)

85レ

「こっちの顔が好きだ」という方もいるのですね。

60レ

今回の目玉となるトラを引き連れて、3401が十和田市から七百まで運転されました。古里付近にて。ちなみに停車しています。

七百車両区撮影会

3並び。駅舎脇ではEL重連が並べられていました。

尚、この後入換をして午後一の列車の編成での撮影会が予定されていたのですが、時間が押してしまいキャンセルに(残念)。

80レ

”混合列車”ED301+3401+トラ301。

79レ

三沢で機回しし、ED301+トラ301+3401の編成。

78レ

今度は重連。ED301+ED402+3401+トラ301。

雲が広がってきてしまいました。

87レ

帰りはプッシュプル。ED301+トラ301+3401+ED402。

奇跡的に天候回復(^-^)

これにて撮影イベントは終了。

82レ

その後は音録り列車「音鉄号」が運転されました。

3603+3401の編成で、七百〜三沢〜十和田市と運転される予定でしたが、急遽十和田市への回送の機関車も連結しての運転となりました。

日没後、流石に暗いです。

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